吉野ヶ里歴史公園で火おこし体験&組紐づくり【吉野ヶ里遺跡】

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弥生時代の代表的な遺跡である吉野ヶ里遺跡。日本最大級の規模を誇る環濠集落で、現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理しています。

今回ふらっと立ち寄った吉野ヶ里歴史公園ですが、思っていた以上に楽しめたので紹介していきます。

目次

アクセス

車で行く場合

吉野ヶ里歴史公園(吉野ヶ里遺跡)への行き方を説明します。まず知っておいてほしいのが、吉野ヶ里歴史公園はめっちゃ広いです!なので、駐車場が東口、西口、北口と3ヶ所もあります。

初めての方は遺跡エリアが近く、メインゲートの「東口」を目指しましょう。

駐車場料金は以下の通りです。

  • 普通車…310円
  • 大型車…1,030円
  • 二輪車…100円
  • 自転車…無料
  • 停められる台数は東口で540台(普通車)もあるので、満車になることはなさそうですね。

    公共交通機関で行く場合

    JR長崎本線「吉野ヶ里公園駅」より歩いて約13分です。

    「吉野ヶ里公園駅」北口から公園東口前まで、平日限定ですが1乗車100円のバスが出ています。8:39、9:49、10:59、13:09、14:19発です。(2019年7月時点)

    営業時間・入園料

    開園時間

    • 9月1日~5月31日は、9:00~17:00
    • 6月1日~8月31日は、9:00~18:00

    となっています。休園日は12月31日と、1月の第3月曜日とその翌日です。

    入園料

    まず、中学生以下は入園無料です。

    高校生以上の入園料は次の通りです。

  • 大人(15歳以上)…460円
  • 大人2日通し券…500円
  • シルバー(65歳以上)…200円
  • シルバー2日通し券…240円
  • この他にも団体料金や年間パスポート料金など色々ありますが、省略します。詳しく知りたい方は、「吉野ヶ里歴史公園」の公式サイトをご覧下さい。

    効率良く見てまわる方法

    とてつもなく広い吉野ヶ里歴史公園、何も考えずにそのまま入ると大変なことになります(笑)

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    自転車ですいすいと走って行きたいところですが、園内で自転車は利用できません。

    なので、園内を循環する無料バスをうまく利用しましょう!

    循環ルートは、①環濠入口→②古代植物館→③北墳丘墓→④北内郭下→⑤西口→①環濠入口、となっています。

    園内循環ルートの発車時刻は、

    1. 環濠入口…毎時10分・30分・50分
    2. 古代植物館…毎時18分・38分・58分
    3. 北墳丘墓…毎時4分・24分・44分
    4. 北内郭下…毎時5分・25分・45分
    5. 西口…毎時10分・30分・50分

    となっています。

    古代植物館⇔北口の発車時刻は

    • 北口…毎時10分・30分・50分
    • 古代植物館…毎時00分・20分・40分

    となっています。

    私は最初園内バスの存在を知らず、相当な距離を歩きました(^^;)

    また、食事に関してですが、レストランが東口ゲートにあるのでレストランに行く場合はいったん東口に向かう必要があります。

    東口まで戻るのはちょっとなぁ…という方はお弁当を持参しましょう!

    吉野ヶ里歴史公園ではお弁当の持込が可能で、弥生の大野やまつりの広場、弥生くらし館(300人収容可能)で食べることができます。

    園内に入る前に、まずバス停やまわる順序、食事をどこで摂るかなどあらかじめ決めておくと効率良く園内をまわれるのではないでしょうか。

    見所

    私の経験を踏まえておすすめの見所を紹介します(^^)

    見所その1.弥生時代にタイムスリップ!環濠集落ゾーン

    東口から入場すると、まず環濠集落ゾーンに入ります。

    yayoi-period-house

    集落がたくさんあり、中に入ることができる家もあります。

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    遺跡からの出土資料、中国の文献、民族事例などを参考に様々な専門家からなる委員会で検討し、1800年前頃の吉野ヶ里を推定し復元したそうです。

    あたり一帯が弥生時代を再現しており、まるで弥生人になった気分です。

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    弥生人になって写真を撮れるコーナーもあります。

    見所その2.面白くて安すぎ!体験コーナー

    この吉野ヶ里遺跡公園は、子どもも大人も楽しめる7つの体験プログラムがあります。どれも安いですよね。

  • 勾玉づくり…色によって200円又は250円
    (所要時間40分~2時間)
  • 火おこし…100円
    (所要時間約30分)
  • 土笛づくり…100円
    (所要時間約45分)
  • 組紐…250円
    (所要時間約40分)
  • 布つくり…250円
    (所要時間約1時間)
  • 楽器製作と演奏…250円
    (所要時間約1時間)
  • 舞いの稽古…250円
    (所要時間約1時間)
  • ※繁忙期は受付終了時間が早まる場合があるので、希望するプログラムがあれば早めに行きましょう。

    私は、「火おこし」と「組紐づくり」をしてきました。

    まずは「火おこし」。こちらの原始的な道具を使います。

    yayoi-period-fire-tool

    道具を使うので一見簡単そうに見えますが、これがかなり大変でした。ひぃひぃ言いながらやりました(笑)

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    職員の方に手伝ってもらい、ようやく火が付きました!火がつかずに終わることもあるそうなので、ラッキーでした。

    yayoi-period-fire-tool

    火おこしみたいに疲れるのはちょっと…という方には「組紐づくり」がおすすめです。

    yoshinogari-history-park-yayoi-period-twine

    まず、色とりどりに染めた麻紐から2~4色を選びます。そして選んだ麻紐を道具にセッティングして順番に掛けていくと簡単に綺麗な組紐ができあがります。

    出来上がったものがこちらです。麻紐はピンク色、朱色、水色などカラフルな色もたくさんあるので自分の好きな色でオリジナルの組紐が作れます。

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    火おこしで良い汗をかいて、組紐のお土産もできて、二つの体験がたったの350円でできました!安いですよね!

    私が行ったときは平日で体験コーナーは全く人がいませんでした。職員の方が丁寧に教えてくれますので、ぜひ体験して下さい♪

    映画「君の名は」の影響か、組紐で作るブレスレットが最近流行っているみたいで、このような自分で簡単にできるキットも販売されています。私もいくつか自宅で作ってみましたが、割と簡単にできました。

    紹介は以上になりますが、いかがだったでしょうか?

    国営ということもあってか、整備が行き届いておりトイレや施設はかなり綺麗で快適です。また、体験プログラムも充実しており、想像以上に楽しめました。

    吉野ヶ里歴史公園、侮れないのでぜひ一度足を運んで下さいね!

    では、また!

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