【車中泊】秋冬の寒さ対策・便利グッズ【あったかくるま旅】

cold-protection

こんにちは、いぬくまです。

夏も終わり、少し肌寒い日が増えてきました。

車内の暑さに対してはエアコンがないと厳しいですが、寒さは工夫次第で乗り切ることが可能です。

今回は寒い季節でも快適に車中泊・くるま旅ができるように、対策と便利グッズについて紹介しようと思います。

目次

人の防寒

まずは自分の身体を防寒することを考えましょう。

cold-protection

服装について

服の着方は重ね着が効果的です。肌着(インナー)、その上にフリース、ダウン、というように重ねていきます。

服を選ぶときは「保温性」「速乾性」「軽さ」の3つが満たされていることが大切です。汗が冷えると寒くなるので速乾性のあるインナーを着て、上に軽くて保温性のあるフリースやダウンを重ねると空気の層ができて身体を温めることができます。

また、ダウンは外用の分厚いものだと圧迫感があるので、車内用に薄手のものがあると使い分けができて便利です。

服のバリエーションは豊富に持っておくと、温度調節がしやすいです。寒かったら重ねれば良いし、暑かったら脱げば良いだけです。

食事について

寒い日は身体を温めてくれる食事を摂りましょう。食材は、旬が冬のものや寒い地域でとれるものは身体を温めるものが多いです。(かぼちゃ、にんじん、ねぎなど)

身体を冷やす夏物食材(トマト、きゅうりなど)でも、生姜や唐辛子などを入れてスープにすると身体がポカポカになって美味しいですよ☆

生姜パウダーや生姜チューブを常備しておけば、スープだけでなく飲み物にも手軽に使えるのでぜひ持っておくことをおすすめします!

飲み物は身体を温める効果がある紅茶やウーロン茶、ほうじ茶に入れるとさらにGOODです。寝る前に飲むならノンカフェインがおすすめです。

漢方について

冷え性の方は、漢方も選択肢の一つです。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)など色々あります。まずは病院や薬局、ドラッグストアなどで相談して下さい。

すぐ効く!というわけではありませんが、体質改善にはつながるのではないでしょうか。冷え性がネックで車中泊をどうしようか悩んでいる方はぜひ相談してみましょう。

車の防寒

車もしっかり防寒対策することでエンジンを掛けなくても快適に過ごせます!

cold-protection

銀マット

銀マットは車の窓や床に敷くことで防寒対策になります。窓に設置する場合は、安いものを買って窓の形に切って使います。

クッション

これは車によるのかもしれませんが、寝ていると隙間風がどこからか吹いてきませんか?特に車のステップ部分は冷気が入って寒くなりやすいです。

私の場合、100円ショップで購入したクッションを隙間にぎゅっと詰めていました。隙間が埋まれば別に何でも良いんですが、小さめのクッションは隙間を埋めるのにちょうど良いんですよね(笑) 

クッションがなければ荷物や靴などでも良いです。とにかく隙間を埋めるだけでかなり変わるので試してみて下さい。

寝具、便利グッズ

車の防寒もできればあとは寝るだけ!ですが、寝具も工夫しだいで防寒できます。

可能であれば冬用の寝袋が良いですが、もし夏用の寝袋を使うのであれば、中に湯たんぽやホッカイロ、毛布などを入れることでマシになります。

ポータブル電源を持っている場合は、電気毛布を使うという選択肢もあります。

ポータブル電源↓

ちなみに私は寝袋が苦手なので、自宅で使っているニトリの羽毛布団を持って行っていました(笑)。めちゃくちゃ温かいのですが、かさばるのが難点です。

床部分は銀マットの上にマットレスを敷いています。分厚いものを選ぶと防寒性が高まります。

防寒の注意点

最後に、防寒における注意点を挙げていきます。

一酸化炭素中毒

雪中でのエンジンかけっぱなしによる一酸化炭素中毒は有名ですが、他にも危険な事例があります。

それは閉めきった車内でのコンロの使用です。使用中のコンロだけでなく、外で使ったバーベキュー用のコンロ(まだ中の炭がくすぶっていたそうです)を車内に置いていて一酸化炭素中毒になった死亡事故もあります。

外が寒いとエンジンを掛けっぱなしにしたり、カセットコンロでお湯を沸かしたりすることもあると思いますが、一酸化炭素中毒にならないよう十分気をつけて下さい。

お湯を沸かしたいときは、ポータブル電源とケトルを使えばカセットコンロを使わないので便利です。

低温やけど

ホッカイロや湯たんぽ、電気毛布などは低温やけどに注意する必要があります。対策としては、

  • 布団の中を温めることだけに使う
  • 毛布や厚手のタオルで巻く(ホッカイロや湯たんぽ)
  • 長時間同じ場所に触れないようにする

などが挙げられます。低温やけどは軽く見られがちですが、症状がひどくなると水ぶくれになったり、皮膚がただれて命の危険にかかわることもあります。また、皮膚の深層部で症状が進行しているので気づきにくいのも特徴です。

基本的に「寝具を温めることだけ」に使うほうが良いと思います。

湿気によるカビ

冬の朝起きると車の窓が結露でびしゃびしゃになっていませんか?

この結露、放っておくと素材が傷みやすくなりカビの原因になります。私が冬にくるま旅していたときも、車内にカビが発生していたことがあります…。

おそらく「結露そのまま&寝具敷きっぱなし」が原因だったと思われます。

朝起きたら結露をとる、寝具は干して乾燥させる、荷物を出して風を入れる、などを心掛けることでカビが発生することはなくなりました…。

カビのある場所で寝ていたかと思うとぞっとします。皆さんもそうならないように気をつけて下さいね!


寒さ対策、便利グッズ等の紹介は以上になりますが、いかがだったでしょうか?

秋冬は工夫次第で快適に過ごせるので、夏よりくるま旅することが多いです。健康第一ですので、人と車の防寒をしっかりして「あったかくるま旅」をお過ごし下さい♪

では、また!

<車中泊での腰痛・肩こり対策に↓>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です