北海道を舞台にした映画やドラマは数多くありますが、その中でも「北の国から」は1981年から2002年まで放送された大人気ドラマです。
田中邦衛さんが演じる黒板五郎と、その子どもの純と蛍の三人で家を建て、暮らしていく物語となっています。
いくつかある五郎の家のなかで、最も人気の高い石の家と最初の家を訪れたので紹介します。
ちなみに私は「北の国から」世代ではなく、ドラマの知識は皆無でしたが、それでも楽しめました。
もちろん、ドラマを見てから行く方が圧倒的に楽しめると思いますので、時間のある方はぜひドラマを見てから行くことをおすすめします。
目次
まずは受付から
石の家から最初の家までは徒歩で行ける距離です。私は歩くのが遅い方ですが、全て見てまわるのに約30分しか掛からなかったです。
まずは、駐車場のすぐそばにある受付に行きます。
入場料は500円です。他の施設(拾ってきた家、麓郷の森)も行くのであれば、3施設共通券を1200円で購入することもできます。
入場料を払ったら案内にそって歩いていきます。
五郎さんのウェルカムメッセージがありました。
続いて進んでいくと、いきなり写真スポットがあります。
カメラを置ける台があり、セルフシャッターでこんな写真が撮れました。
そしてしばらく森の中を歩いて行くと…黄色いお花畑の中にポツンとかわいらしい家が見えてきます。
かわいらしい「石の家」
まるでドラマの世界に紛れ込んでしまったような、不思議な場所です。家の横には赤い風車があり、カラカラと心地よさそうに回っている姿を見ると誰しもが穏やかな気持ちになるのではないでしょうか。
こちらの石の家は中に入って見ることもできます。
中に入ると、室内の見取り図を発見しました。
こちらは台所です。
私はドラマを見ていませんが、田舎の祖母の家によく似ています。ドラマを見ている方なら数々の名場面が思い浮かぶのでしょうか。
階段をのぼると寝室を見ることもできます。ここで五郎さんが寝ていたのでしょうか。
左奥にはお風呂があるみたいですが、こんな注意書きを発見。
…どうやら青大将(蛇)がお住まいのようです。青大将を刺激しないようにお風呂はちらっと見て終わりました。
居間には石の暖炉やちゃぶ台が置かれており、五郎さん一家の生活をうかがうことができます。石積みの暖炉には焦げたあとがあり、「え？本当に使っていたの？」とびっくりしてしまいました。
家の外には木でできたテーブルと椅子があり、
ここから見る景色も美しかったです。ずっとここにいたい気持ちになりますが、時間がないので次に行きます。
寒そうな｢最初の家」
「石の家」から少し歩いた場所に「最初の家」があります。
家の前には五郎と純の会話がパネルで展示されています。この会話は面白いのでぜひ読んでください。
こちらが家の中です。幼い純と蛍はここで育ったみたいですね。たしかに「信じられんぜ！」と言いたくなるようなさみしい室内です。
これが「北の国から」の五郎さんの最初の家で、さきほど見た石の家は5番目に建てられたものになります。
ちなみにこちらの最初の家は「北の国から」放映25周年にあたり、最初の家のモデルとなった納屋を使用し当時の五郎さんのロケセットとして復元した建物だそうです。
復元でもこうして残しておいてくれるのはとても良いことだと思います。
最後にこちらの施設の基本情報を載せておきます。
基本情報
【営業時間】
2019年4月14日から9月30日までは9時半から18時まで(最終入場は17時半まで)、10月1日から11月24日までは9時半から16時まで(最終入場は15時半まで)となっています。期間中は無休ですが、冬季の間は閉鎖しているので気をつけて下さい。
【入場料金】
入場料金は500円です。他の施設(拾ってきた家、麓郷の森)も行くのであれば、3施設共通券を1200円で購入できます。
【住所】
北海道富良野市字東麓郷
【電話番号】
(0167)‐23‐3388
【駐車場】
有り。無料です。
おわりに
紹介は以上になりますが、いかがでしたか？森の中にポツンとある小さな家で、まるでいまだに五郎さんが住んでいるのではないかと思ってしまう不思議な場所でした。
今回は行き当たりばったりで何の予備知識もなく行きましたが、思いのほか楽しむことができました。
インスタ映えという観点でもこれからさらに人気になるのではないでしょうか。
しかし、せっかく行くのであればドラマを少しでも見てから行くことをお勧めしします。私も次回訪れる際は、ドラマで予習して五郎さんやその他の登場人物の気持ちに浸りたいと思います。
では、また！
ファーム富田のラベンダー情報↓
コメントを残す