【島根県観光】温泉津温泉、薬師湯の家族風呂レポ【入ってみんさい!】

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こんにちは、いぬくまです。

島根県大田市といえば世界遺産の石見銀山が有名ですが、温泉も有名なのはご存知でしょうか?

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大田市の温泉津(ゆのつ)温泉は湯治屋として評判の由緒ある温泉です。観光客だけでなく、地元の方々にも人気です。外湯は「元湯」と「薬師湯」の2つあり、どちらも自然の力で湧き上がっている源泉掛け流しの湯です。

今回は、日本温泉協会からオール5の最高評価を受けた「薬師湯」の家族風呂を訪れたのでレポートしていきます。

目次

薬師湯の基本情報

アクセス

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薬師湯外観

山陰道温泉津インターチェンジから車で約5分です。公共交通機関を利用する場合は、JR温泉津駅から徒歩20分で着きます。駅からの徒歩が大変な場合は、温泉津駅から温泉津温泉街まで140円で市営バスが出ていますのでご利用下さい。温泉津温泉で宿をとっている方は、駅から宿まで送迎してくれる場合がありますので予め確認しましょう。

下の地図は、薬師湯と駐車場(無料)、温泉津駅を示したマップです。

薬師湯の目の前にも数台停められる駐車場がありますが、満車の可能性が高いのと、狭くて停めにくいのでおすすめしません。マップに示した駐車場は、停めやすく薬師湯まで歩いてすぐの距離なのでおすすめです。

営業日、時間

  • 月~金:8時から21時まで
  • 土日祝:6時から21時まで
  • 最終受付は20時半です。
  • 年中無休で営業していますが、年末年始は問い合わせが必要です。

料金

大人450円、子ども(1歳~小学6年生)200円です。貸切湯(家族風呂)は40分利用で大人800円、子ども300円です。シャンプーや石鹸、タオル等は備え付けていないので、予め用意しておくか、番台で購入しましょう。ドライヤーもないので、髪は洗わず湯船につかるだけにした方が良さそうです。

今回、私は貸切湯(家族風呂)に入りました。番台で申し込むと30分程待つとのことだったので、待っている間に薬師湯の館内を散策することにしました。

島根のフィレンツェが見られる?

薬師湯の2階と3階(屋上テラス)は休憩所となっており、無料でコーヒーを飲むこともできます。コーヒーメーカーは3階にあります。

入浴後の待ち合わせをする際は、1階だと狭いので2階か3階で待ち合わせしましょう。

こちらが2階の休憩所です。開放的な窓からは山や温泉津温泉の町並みが見えます。テーブルと椅子はレトロでとてもかわいいです。

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島根のフィレンツェと言われている屋上テラスから見た景色がこちらです。

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狭い路地に屋根が重なり合って見える町並みは全国でも珍しい景色とのこと。屋根に使われている赤い瓦は「石州瓦」という石見地方の特産品です。ムラのある赤瓦は登り窯で焼いた年代物で、ムラのない現代の瓦と入り混じった様子が「島根のフィレンツェ」と呼ばれているそうです。

特徴的なとんがり屋根の建物は、薬師湯旧館(震湯)で、大正8年に建てられた木造洋館です。現在はカフェやギャラリーとして利用されています。

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薬師湯の隣のcafeにて

次はいよいよ貸切湯(家族風呂)の紹介です!

貸切湯(家族風呂)レポ!

時間になったので番台に行くと、スタッフの方が貸切湯の説明をしてくれました。


  • 貸切時間は40分(脱衣所に時計あり)
  • 水があるので入浴前後に飲む
  • 湯船は熱いのでかけ湯をたくさんする
  • シャワーのお湯は湯船に入れない
  • 湯船に2~3分浸かっては出るを繰り返す

  • という説明だったと思います。お水は準備していなかったのでありがたいサービスでした。薬師湯の湯は熱く、長時間湯に浸かると湯あたりを起こしますので注意して下さい。

    貸切湯の浴室はこんな感じです↓

    bath-room

    貸切湯の床は今年の春入れ替えたばかりにもかかわらず、すぐに湯の花が付いたそうです。湯の花とは、温泉の成分の一部が結晶となって固形化したもので、新鮮な湯質の証拠だといわれています。

    浴槽はちょうど2人入れるくらいの大きさなので、大人数で入ると狭いかもしれません。桶と椅子は2つずつ置いてありました。

    浴室のドアには、入り方の説明が書いてありました。

    explanation

    お湯は熱々で最初は「あちっ!あちっ!」と叫びながら入っていましたが、段々熱さに慣れてくるとすご~く気持ちが良いです。

    薬師湯の効能は、以下の通りです。


    糖尿病を含む生活習慣病、神経痛、リマウチや関節炎、筋肉痛、五十肩、運動マヒ、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器、痔疾、冷え性、病後の回復、疲労回復、健康増進、切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、婦人病等

    まさに湯治の湯ですね。薬師湯は体の汚れを落とすことを目的としておらず、温泉の効能を感じてもらうことを目的としているために石鹸等は置いていないそうです。持ち込みしたものや番台で購入した石鹸等は使えますが、貸切湯で髪や体を洗っているとあっという間に時間が過ぎるので私は浸かるのに専念しました。

    bath-room

    水分補給をしながら40分間たっぷり薬師湯を楽しみました。

    湯船に浸かった後のシャワーは浴びないほうが良いとのことですが、私は肌がかなり敏感なので念のため浴びました。

    脱衣所も浴室と同様こぢんまりとしていますが、レトロでかわいいです。

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    温泉に入った後は体がすっきりとしてとても気分が良いです。体がポカポカになり喉が渇いたのでパック牛乳(120円)を購入しました。

    島根県のアイドル、しまねっこの牛乳です。かわいいですよね。

    milk

    2階の休憩所で牛乳を飲みながらしばらくぼーっと過ごしました。

    平日の13時頃に行きましたが、お客さんは10人いないくらいでした。だいたいの人は湯船に浸かるだけなので、回転率は良いのかなと思います。休憩所は1人か2人いる程度だったので、ゆっくり休めました。


    温泉津温泉、薬師湯の紹介は以上になりますがいかがだったでしょうか?

    大正ロマンを感じる建物で、温泉は湯の花がびっしり&湯質は最高の素晴らしい場所でした。昔ながらの温泉にもかかわらず、無料のコーヒーがあったり番台のお姉さんが入り方を丁寧に説明してくれたりとかなりサービスが良い印象でした。

    薬師湯の周辺はカフェやショップ、宿泊施設、民泊などもあるみたいです。夜の温泉津温泉街もとても素敵なので次回は泊りがけで行ってみたいです。

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    日時限定ですが、温泉津温泉街の神社では夜神楽も見られます。詳しくは別記事に書いていますので良かったらご覧下さい。

    湯治屋、薬師湯で疲れた体を癒しましょう!

    では、また!

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