こんにちは、いぬくまです。
楽しい車中泊やくるま旅。意外と面倒なのがトイレの問題。
今回は車中泊のトイレ対策、便利グッズなどについて紹介します。
渋滞対策・災害対策も踏まえて考えてみました。
対策1.トイレにすぐ行ける場所で車中泊する
私の中で、車中泊の場所選び=トイレ選びといっても過言ではありません。
車中泊でトイレがある場所といえば、キャンプ場、道の駅、サービスエリア・パーキングエリアなどがあります。それぞれのメリットやデメリットについて挙げていきます。
キャンプ場
メリット
基本的にキャンプ場利用者しか使わないので、平日など人が少ないときは貸し切り状態です。また最近はウォシュレット付きの綺麗なトイレが増えているようです。
デメリット
有料のキャンプ場だと1泊あたり数千円かかる場合があります。また、自然豊かな屋外にトイレが設置されていることが多く、虫対策が必要になることもあります。
※キャンプ場によってトイレの様子はさまざまなので、予約前にHPや電話等で確認しておきましょう。
道の駅
メリット
24時間、無料で利用ができます。比較的綺麗なところが多いです。
デメリット
誰でも利用できるので、防犯面が不安です。トイレットペーパーが盗まれて無くなっている場合もあるので注意が必要です。
サービスエリア・パーキングエリア
メリット
24時間利用可能です。綺麗で夜でも電気が点いており明るいので、防犯面でも安心です。
デメリット
高速道路料金が掛かります。また、ゴールデンウィークやお盆などの連休時はかなり混雑しています。
一番おすすめなのは?
個人的に一番おすすめなのは、サービスエリア・パーキングエリアです。新しい施設はトイレやパウダールームなどが充実しており、夜でも明るく安心できます。
以前、なかなか休める場所が見つからなかった際に、わざわざ下道から高速に乗ってサービスエリアで仮眠したこともあります。
サービスエリア、パーキングエリア、キャンプ場、道の駅、いずれを利用するにしても、予めどのような場所かHPやネットの口コミ等で確認することが大切です。
【追記】最近はRVパークという車中泊可能な有料駐車場も増えつつあります。あらかじめスケジュールが決まっている場合はRVパークに予約して宿泊するのも一つの選択肢かと思います。
対策2.簡易トイレ、携帯トイレ
もし、簡易トイレや携帯トイレを使うことに抵抗がなければ、
トイレの条件に左右されずに車中泊の場所を決めることができます。
キャンピングカーではトイレが内蔵されている場合がありますが、抵抗がなければ、公衆トイレに比べて使い心地が良いので利用されている方もおられるようです。
話は変わりますが、
以前、高速で渋滞に巻き込まれた際に、前方の車から子どもが母親と一緒に出てきて、路側帯で母親にカバーされながら用を足している姿を見たことがあります。
「緊急時」と言えるかもしれませんが、高速道路で外に出るのは危険な上に、人目も気になると思います。
そんな時に、あると便利なのが、簡易トイレや携帯トイレです。
災害時にも利用ができることを考えると、いまや持っておくべきであるとも思います。
実際に被災してインフラが復旧するまでの間は、トイレをどうするかが非常に大きな問題となるようです。
簡易トイレや携帯トイレは処分がネックになるかと思いますので、処分方法も併せて紹介します。
こちらは車内でも使用可能な携帯トイレです。
男女兼用です。使い終わった後は袋を閉じて、ごみ袋に入れます。
携帯トイレが使いにくい方は簡易トイレがおすすめです。
ぱぱっと組み立てるだけで、座れるトイレの完成です。中に吸水できる袋をセットして終わったらごみ袋に入れます。
ごみ袋は、防臭性の高いBOSのごみ袋が良いそうです。
本格的なトイレでないと無理!という方は、以下のようなポータブル水洗トイレがあります。
車中泊仕様にカスタマイズされた車に組み込んでおられる方もいるようです。
公衆トイレが汚れている場合や、夜間にトイレまで行くのが怖く感じる場合、洋式でないと諸々の事情で無理だという場合、野生動物が怖いと感じる場合、大雨で外に出たくない場合など、あらゆる事態に対応できると言えるかもしれません。
タンクがあるので、百均なでも売っているペットボトルに取り付けるウォシュレットノズルも十分使えるキャパを備えていて、使い勝手も良いように思います。
ポンプを押したら水が流れて下のタンクに溜まる仕組みです。汚水タンクが溜まったら捨てるだけです。
上記の水洗トイレ以外は、水が不要で簡単に処理ができます。
携帯トイレ・簡易トイレ・水洗トイレ、いずれを使用するにしても防臭対策が必要だと思います。携帯トイレ・簡易トイレはBOSの消臭袋で、水洗トイレは消臭液を利用することで臭いを防ぎます。
対策3.自作のトイレ
究極、自分でトイレが作れます。
適当な袋に凝固財を入れるだけで携帯用トイレができます。
凝固剤はトイレだけでなく、調理や歯磨きなどの排水処理もできるので様々なシーンで使えそうです。
車中泊で有名なYouTuberの方が、凝固剤を様々な用途で使っているのを見かけました。
少量(約10グラム)で500mlをゼリー状にできます。こちらは4キロあり、約400回分使用できる計算になるので、かなりコストパフォーマンスは良いです。
座って用を足したい場合は、ダンボールの底を丸くくり抜けば簡易トイレができます。
渋滞時や災害時などの急場は、この凝固剤さえ持っておけば、工夫次第でいろいろな場面を凌げると言えます。
対策4.大人用オムツ
意外と便利だと言われているのがこちらです。
育児から入院生活まで、このオムツが多く使われています。
吸収性能や処理のし易さ、スペースの都合、羞恥心への配慮などを考えると、
かなり実用性が高いと言えるかもしれません。
使い終わったら丸めて消臭袋に入れておきます。
使用後は、
おしり拭きを持っておいて、清潔に保つようにしましょう。
肌荒れの原因になるので、きちんと拭き取るようにしましょう。
釣りや登山でおむつを利用する方も多いようです。海や山では隠れてトイレがしにくいですからね(^^;)
紹介は以上になりますが、いかがだったでしょうか?
車中泊やくるま旅は、災害時と違って事前に用意ができるので、きちんと準備して快適な旅をお過ごし下さい。
では、また!
コメントを残す