ライオンコーヒー物語 第1話 ハワイアンアロマとの出会い

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みなさんはライオンコーヒーをご存知ですか?

カルディなどの輸入雑貨を扱うお店でよくみかけるこれです。

(↓これがおそらく人気フレーバーです。大量に仕入れているのか安いですね)

(↓上と比較すると割高感がありますが、どれも試したいフレーバーです!)

私はこのライオンコーヒーが好きで、よく飲んでいます。

お気に入りのアロマ香るコーヒーを飲みながら、本や漫画を読んでみたり、好きな映画やアニメを見るのもいいですね。

(コーヒー片手に、お子さんとご一緒にムーミンバレーパークの予習に!)

このライオン・コーヒーがあるのとないのでは、いつもの休日がまったく別のものになると言っても過言ではありません!

最近、ゴールデンカムイにはまっていますが、ライオン・コーヒーを淹れて、一緒に楽しんでいます。

(日露戦争後の明治末期が舞台です。私の曾祖父の件でも思いいれのある作品です!)

私の中でコーヒーに関しては、ライオンコーヒーかネスプレッソか喫茶店に行くかの3択しかなくなってきています。

さて、このライオンコーヒーの大きな特徴は、袋を開けた時点で部屋に漂い始めるあのアロマです!

これが普通のコーヒーのアロマではないんです。

(↓これはまあ、普通ですよね?ショコラ・マカダミアですから)

キャラメルやマカダミアナッツ、ストロベリーといった甘く香ばしい香りがします。

フレーバーも様々なものがあります。

「バニラ・マカダミア」「バニラ・キャラメル」「チョコレート・マカダミア」「フラガール・ヘーゼルナッツ」「ストロベリー・ホワイト・チョコレート」などなど!

「オリジナル・ロースト」という、普通のコーヒーもあります。

「ストロベリー・ホワイト・チョコレートって大丈夫?!」と思われた方は一度お試しください。

(↓これ、かなりおすすめです!私の近所のカルディには売っていませんでした(涙)

これが結構いけるんですよ。

怖いもの見たさ的な感じで買ってみたところ、いけました!

ところで、このライオン・コーヒーを知るきっかけになったのは、とある民宿に宿泊した時のことでした。

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サーファーズ・ビーチのすぐ近くにある民宿に泊まった際に、朝無料でいただけるようになっているコーヒーを飲んで、驚きました。

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なんだこの甘い香りのコーヒーは?しかもうまい!

しばらく余韻に浸っていると店主が「おはよう」と来られたので、聞いてみました。

私「なんですか?!このコーヒーは?」

店主「え?まずかった?」

私「いえ、うまいですよ。これ何か入ってるんですか?」

店主「それは教えられんなーw」

私「えー!往生しまっせーw」(困りますー!という意味で使っています)

宿主「ライオン・コーヒーって知らん?」

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私「ライオン?初耳です!いい香りですね。」

店主「ハワイのコーヒーやけど、フレーバーがついてんねやんか。ちょっと飲みにくなかった?」

私「ハワイのコーヒーですか。いえ、全然!うまいです。」

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店主「ほんま?ライオン・コーヒーってちょっとえぐいっていう人たまに、いるから」

このような流れでこのライオン・コーヒーと出会いました。

さて、このライオンコーヒーですが、上記会話にもちょっとした雑味として「えぐみ」が抽出されていたように、悪評もございます。

ライオンコーヒーでグーグル検索すると

ハワイ、チョコミント(え?!そんなフレーバーが?!)、、、、、まずい

とかが検索候補に出てくることないですか?

「まずい」

確かに、民宿の店主との会話に中にも「ちょっとえぐい」とキーワードが出てきました。

「えぐい」とは、「あくが強くてのどを刺激するような味や感じがする」ことを指します。

え?!本当ですか?

民宿で飲んだライオン・コーヒーはおいしかったのです。おかしいですね。

私は、ライオン・コーヒーを自分で買ってきて淹れてみました。

今もコーヒーの淹れ方に関しては不明な点も多いのですが、

当時は、まったくコーヒーの淹れ方を知らず、先の細いドリップ専用のポットも持っていませんでしたので、

ティファールの広口の注ぎ口からドバッと豪快に淹れていました。

そうして出来たコーヒーを私が探偵物語の工藤俊作のように吹き出したとでもお思いですか?

いや、これが実にうまかったんですよ。すっきりしていて、飲みやすくてね。


(↑これを買いました!)

それから、こんなに美味いのであれば、本格的な淹れ方をすればもっと美味く淹れられるに違いない!と思い、Googleで検索して淹れ方を学び、YouTubeを見てイメトレして、もちろんドリップ用のポットも買いそろえました。

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細口のポットを買いました!

そして、松田優作のような口調で、淹れてみたんですな。

まずは、器具をしっかり温めてやる。そして、湯温は90度ぐらいになるように、少しさましてから、

始めに、こう少しだけ注いで、30秒ぐらい豆を蒸らすんですな。

それから、500円玉ぐらいの大きさの円を描きながら、ゆっくりと、一定の量を淹れていくんですわ。

そうすると、こんもりと豆がふくらんできますから、この時に外側の粉の壁を崩してしまわないように淹れていく訳です。

お湯は半分ぐらいの量を注いで、少し待つ。

湯が少し引いたら、残りをまたゆっくりと注いでいくんですな。

この白い泡、これなんだと思いますか刑事さん?これを落としきっちゃあいけない。

全部だいなしになってしまいますから。

最後まで落としきらずに、ドリッパーを外す。

これで、出来上がりです。どうぞ飲んでみてください。服部さん。

(↓服部警部を演じていた成田三樹夫さんです。かっこいいですよね?)

服部警部「ん?なんだ?おい、工藤!これが、あのハワイのライオン・コーヒーかね?えぇ?そうかそうか、工藤ちゃん。だいぶ気がつくようになってきたじゃないか、んん?よーし、よしよし!工藤ちゃんが淹れてくれたコーヒーねぇ、どれどれぇ」

「おい!工藤!おい!なんだねこれは!おい!不味いじゃないか!不味いなんてもんじゃないよ!おい!工藤!金を出せ!損害賠償もんだぞ!一張羅が台無しじゃないか!おい!どうしてくれるんだ!工藤!」と服部警部(成田三樹夫)が登場する羽目になりました。

どうしてこのようなことになったのか皆さんはお分かりでしょうか。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

その後何回淹れても、こうなって「えぐい」日々が続きました。

かといってティファールから直注ぎにも戻れず、ネスプレッソを買いましたよ私は!

しかし、当初、私が淹れることのできたクリアテイストを再現するには、もうしばらくの歳月を要することとなったのであります。

やはり最初にティファールで淹れた時の美味さには秘訣があったんです。

次回につづく。

ちなみに上記同様に素人が実験的に淹れてみた動画がこちらです。

次回、予告

はじめに淹れることのできた、あのクリアで雑みのないうまいコーヒーはいったいなんだったのか?あの味わいを再現するために探偵の苦難が始まる!次回ライオンコーヒー物語第2話「クリアテイストの秘訣」寝ないで待っててね。

懲りずにリベンジしています!

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