ライオンコーヒー物語 第2話 クリアテイストの秘訣

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みなさんはライオンコーヒーをご存知ですか?

このパッケージ見たことありませんか?

ちょっとびっくりするようなフレーバーが存在していますが、直感を信じて飲んでみましょう。

うまくて香りのいいコーヒーを片手に本や漫画を読んでみたり、好きな映画やアニメを見るのって、数倍楽しく感じますね。

もちろんこの香りを屋外で楽しむのも最高です。

私がよく行く民宿では朝の無料コーヒーがこれです。近隣の海岸も南国っぽいところで、波音を聞きながら、椰子の木やハイビスカスを眺めながら飲むのもいいですね。

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黒潮が接岸していると気候や植生が違う

目の前はサーフビーチで、サーフィンをしている方もたくさんいます。

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そういえば、このコーヒーが作られるハワイは、サーフィン発祥の地ですね。

冬場にハワイのノースショアに巨大な波が打ち寄せて、サーフィンシーズンが到来を告げると現地はお祭りのようになるそうです。ちなみにオフシーズンは、閑散としているらしいですね。

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このノースショアの大波は、冬の日本近海で発達した低気圧がつくり出すうねりが届いているのだそうです。

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日本近海から届いたうねりがハワイで大波に化ける

そんなことに思いをはせながら飲む(ハワイアン)ライオンコーヒーの美味しい淹れ方を前回から探求しております。

前回試しに普通っぽく淹れてみたところ、えぐみが出てしまいました。

このえぐみを出さないためには、やはりあの方法しかないのです。

「ティファールの広口の注ぎ口からドバッと豪快に淹れる」

しかし、今回も前回に引き続いて細口のHARIOのBUONOというポットで淹れています。

なんだ!こんなのでてるのか?!

(はっ!絵的にも、ティファールでザバザバ淹れたらよかったですかね?)

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今回は、まったく何の知識もなく「注ぐだけ」を実践していた、あの頃に戻ってやるだけです。

蒸らしなどという面倒なことは不要です。円を描くなどという手首が痛くなるようなことも不要です。ドリッパーの中のお湯の量も「ティファールの広口でバサー!」っとやればいいんです。ドリッパーを外す時だけは早めにやってみました。

できあがったコーヒーを飲んでみたところ、これがクリア・テイストでした!

成功です!おそらく服部警部に出しても怒られることはないレベルに仕上がったと思います。

動画を見て、「こんなに淹れて薄くないのか?全部飲みきれるのか?」とお思いでしょうか?

薄めですが、十分飲み応えはあります!

全部は飲みきれません!冷めたコーヒーが翌日まで残ったりします。

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この冷めたライオンコーヒーがまた、うまいんですよ!

(ただし、うまく淹れられた場合に限ります)

変な酸味などの雑味がなく、なぜかうまいんです!

さて、なぜこんなクリア・テイストに今回は淹れることができたのか?

答えは、「郷に入っては郷に従え」です。

ハワイはアメリカなので、「アメリカン・スタイル」で淹れるのです。

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たまたま私が最初の頃やっていたティファールどばどばスタイルがそれに似たものだったようです。

蒸らさず、一気に淹れてしまいます。

ちなみに、一気に淹れたけど、まだ濃厚すぎるという場合は、

「アメリカーノ作戦」です!味を見ながらお湯を足しましょう。

スプーン2杯分の豆で5杯~6杯分も淹れることができました。

なんて経済的なんでしょうか!ダラダラと本や漫画を読む手を休ませることなくすすり続けられるのです。あとは、何か口に運ぶものの心配でもしておけばいいのです。

このすっきりしたアメリカン・スタイルで淹れたライオン・コーヒーで十分満足している私ですが、

どっしりとした、コクのある味わいも楽しみたいという方にとっては、物足りないと感じることもあるかもしれません。

そんな時は、他の豆とブレンドしてみるといいかもしれませんね。

(良い感じで淹れれて、コーヒールンバを聴きたくなるようなテンションです)

さて、これで問題は解決し、クリア・テイスト実現の秘訣も分かったので、次回からは何をやっていこうか迷うところです。

ブレンドの実験をしてみるか、検索していて気になったチョコミントフレーバーを試してみるか、ライオンコーヒーの歴史について調べてみるか、ちょっと迷っています。

ちなみに下の映像は、今回のクリア・テイスト実現のためにドバッと淹れたものです。

翌日の朝も、まだ部屋に香りが漂っています。

機会があれば、次回またいろいろやってみます。

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