こんにちは、いぬくまです。
観光地として大人気の北海道ですが、本州・九州・四国と比べて異なる点が多いのをご存知でしょうか?
私も北海道に行く前は「本州よりちょっと寒いのかなぁ」といった漠然としたイメージしか持っていなかったので、いざ北海道に来てみると想像以上に驚かされることが多かったです。
そこで、私の経験も踏まえて北海道旅行で気をつけることや注意点を4つにまとめてみたので参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
①思った以上に寒い
冬の北海道は寒いのは当たり前なので、防寒はしっかりされていると思います。しかし、春・夏・秋はどうでしょうか?
私は春頃に行ったのですが、なぜかものすごく暑い日と寒い日が混在していて日によって10度以上の気温差がありました。
なのでどの季節でも重ね着できるように服のバリエーションは豊富に持っておいたほうが良いと思います。
4月~6月であれば薄手のコートやジャケット、長袖インナー、半袖インナー、さらにストールがおすすめです。
7月から9月は汗ばむことが多いと思いますが半袖だけでは心もとないので薄手のカーディガンや羽織るものがあると良いです。自然の多い観光地に行く場合、虫対策として長袖長ズボンが必要になります。
10月下旬になると雪が降り始めるので、雪に対応した服装が必要です。11月から3月頃まではかなり寒くなるのでさらに防寒しましょう。厚手のコートやダウンだけでなくマフラー、耳あて、手袋、ブーツは必要です。ただし、室内はとても暖かいので、脱ぎ着しやすい服装を心がけてください。
また夏以外は使い捨てカイロがあると、思いがけず寒くなったときなどに便利です。我が家ではまとめて買って防災用に置いています。
②北海道の交通事情
広い北海道では車移動が欠かせませんが、注意することがいくつかあります。
【スピードの出しすぎには注意】北海道は直線道路が多く、混雑していないのでとても走りやすいです。しかし、気づかないうちにスピードを出しすぎてしまうことがあるので注意が必要です。オートクルーズ(ペダルを踏み続けなくても一定の速度を維持する機能)がついた車であればぜひ活用してください。
【ガソリンの残量に注意】北海道は札幌などの都市部を除いてガソリンスタンドがかなり少ないです。24時間営業のガソリンスタンドもあまりありませんでした。なので、ガソリンは半分なくなったらすぐ入れるようにしましょう。
【追い越しに注意】北海道は片側一車線の道路が多いのですが、法定速度で走っていても後ろの車からプレッシャーを掛けられることがあります。私の場合、追い越し禁止以外であればなるべく空いた道に避けて、抜かしてもらうことで安全に運転できました。
【雪や路面凍結に注意】10月下旬になると路面が凍結し滑りやすくなります。寒くなってきたら慎重な運転を心がけましょう。春頃になると雪は解け始めますが、山のほうはまだ残っていることがあるので気をつけて下さい。
【動物の飛び出しに注意】北海道の道路は野生動物が頻繁に出てきます。私が旅行していたときは毎日遭遇しました(笑)暗くなると特に増えるので、夜はあまり車移動するべきではないと思いました。また、動物が近寄ってきても絶対にえさはあげないで下さい。
③野生動物遭遇率100パーセント!?
北海道の交通事情でも述べたように、野生動物が本当に多いです。私が旅行したいたときは野生動物に毎日遭遇し、最もよく遭遇したのがエゾシカでした。
衝突事故を避けるには
エゾシカの飛び出しが一番多い時間帯は16時から18時です。しかし、お昼に遭遇したときもあったので、何時でも細心の注意を払いながら運転しないといけません。
また、エゾシカは一頭いたら後続が必ずいると言われています。なので一頭やり過ごしても安心せずに、残りの群れがまだいないか確認が必要です。
夜は車のヘッドライトを上向きにすることで遠くの動物を見つけられますので、基本的には上向きにしていました。
それでも急にエゾシカが飛び出してくるとかなり驚きます。ゆっくり走っていればブレーキで対応が可能なので、スピードは出し過ぎないようにしましょう。
虫にも注意
北海道の観光地は自然豊かな場所が多く、その分虫に刺される確率も高いです。
私が知床五湖に行ったときは虫がかなり多かったです。長袖長ズボンは必須で、虫除けスプレーもしていました。また、遭遇はしませんでしたがスズメバチも生息しており、黒っぽい服はかなり危険らしいです。スズメバチがいるかもしれない場所に行く際は、白っぽい服装がオススメです。
ヒグマにも注意
北海道でヒグマが出没するのは山岳地帯だけではありません。ときには民家や畑、道路で出くわすこともあります。ヒグマに対してはまず遭わないようにする、ということが一番重要です。
基本的に気をつけることは以下の通りです。
- 食べ物や飲み物は持ち帰る。
- ヒグマ出没地帯では複数で行動し、人間の存在を知らせる。
- 手を叩いたり、鈴を鳴らしてヒグマを寄せ付けない。
- 薄暗い時間帯に行動しない。
それでもヒグマに出会ったら落ち着いて状況を判断しましょう。ヒグマがこちらに気づいていなければ静かに立ち去ります。万が一ヒグマが近づいてきたら視線を離さずゆっくり後ろに下がります。その際にリュックや服などをそっと置いてヒグマの気をそらすことで時間をかせげます。
一番大事なのはヒグマと遭遇しないことです。ヒグマ出没地域でも探そうとするのはやめましょう。
④買い物をするところがない…
北海道旅行に来て一番驚いたことが、少し町から離れるとコンビニやスーパーがなかなか無い、ということでした。
服を買うところがない
私の場合、急な北海道旅行だったのでしっかりと準備しておらず、寒くなったらどこかで服を調達すればいいや、と甘く考えていました。しかしいざ北海道に来てみたら、ユニクロやしまむらが見当たらずかなり苦労しました。市内であれば色々ありますが、観光に行くところは自然豊かな場所が多かったので、手ごろな服屋を見つけられませんでした。
なので、服に関しては旅行前に準備しておくか、空港で購入しておいたほうが良いでしょう。
大判のストールを一枚持っていれば、肩に巻いたりひざ掛けにしたりとバリエーションが豊富になるのでおすすめです。
飲食店がない
意外と困ったのが飲食店がない、というか閉店時間が早いということでした。そんなにマニアックな観光地に行っていないのに、食べるところが見つからずコンビニで済ませることが何回かありました。
もともと私たちが夕食を摂る時間が遅いので、食べに行こうと思ったらもう閉まっていたということが多かったです。
なので夕食は宿泊先で予約するか、早めにお店をチェックして食いっぱぐれないように気をつけて下さい。
「北海道で気をつけること・注意点」は以上になりますがいかがだったでしょうか?
私は事前にしっかり準備していなかったため、運転に戸惑ったり、服装に困ったりと色々大変でした。
しかし、それを差し引いても北海道の自然は素晴らしく、感動することがたくさんありました。
これから旅行を考えている方が私みたいな失敗をしなければ良いなと思っています。
別の記事では北海道旅行に必要な持ち物について書いていますので、良かったら参考にしてもらえると嬉しいです。
では、また!
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